これからPowerShot SX740 HSは買いか

カメラ

前回の記事で登場したキヤノン 「PowerShot SX740 HS」
発売から7年ほど経つ化石のデジカメですが、脅威の光学40倍ズームというバカ性能で、現在でも8万円とかなり高価格を維持しています。

今回は、PowerShot SX740 HSの購入を検討している方向けに、2026年目前の今、買うべきかどうか、自分なりにまとめてみました。

PowerShot SX740 HSの最大の魅力は、光学40倍という眼を見張るズーム性能。

・・・なにを撮る気ですか?

という冗談はさておき、やはりこのカメラを候補に入れている方のほとんどは、圧倒的なズーム性能に惹かれているかと思います。
一応4K動画も撮れたりはしますが、今は2025年。4K動画なんてもはやスタートラインです。

なので今回は

「光学40倍ズーム」本当にいる?

という一点の題材に絞ってお話ししていきます。

一年前、カメラにハマった筆者は、初めにとっつきやすいコンデジを探していました。
しかし、どのカメラも正直「iPhone16で良くないか?」という残念な結論に・・・
そう。この時代、正直下手なコンデジよりスマホの方がよっぽど画質が良いんです。

スマホとの差別化が図れるコンデジは
①センサーサイズのゴリ押し
②ズーム性能でマウントをとる
の2択になってきます。

そこで、脳筋の筆者は
「とにかく一番ズーム出来るカメラにする!!!」
と意気込んでPowerShot SX740 HSをポチ。
Nikon COOLPIX P1000を知らないピュアな筆者。(後から調べると光学83倍でした)

そんな無知でピュアな筆者の下にSX740 HSが届きました。
そこから一週間、それはそれは楽しかったですね。光学40倍なんて、iPhoneじゃ味わえませんから。


空港の飛行機!!




家の猫!!!(かわいい!!)




名前も知らん鳥!!!








そして







何よりテンションが上がったのは やはり









圧倒的ズーム性能の恩恵を受けた

撮影


色々なものを一週間楽しく撮り、筆者はある事に気づきました。


ズームで撮りたいもの、あんまりないな。


そう。筆者は飛行機が好きなわけでも、電車が好きなわけでも、月が好きなわけでもありませんでした。
私が求めていた「スマホじゃ撮れない写真」は確かに撮れますが、「・・・さてどうしよう」
みたいな状態が待ち受けていたのです。

それはそうでしょう。
PowerShot SX740 HSはiPhoneより画質が良いわけでもなく、暗所性能が高いわけでもありません。
RAWで撮れたら話は変わってくるのですが・・・

「ズーム40倍」のインパクトに釣られただけの筆者には、正直 真珠に豚野郎でしかありませんでした。
そこから数ヶ月が経ち、SONYのα7IIIというカメラを中古で買ってからは、本当に使わなくなってしまいました。
そんな経験を活かし、私が思う「PowerShot SX740 HSを買った方が良い人」と「筆者と同じ豚野郎」を紹介して終わりたいと思います。


PowerShot SX740 HSを買う価値がある人
・撮影可能なLiveによく行く人
・スポーツ観戦に行く人
・野鳥が好きで、散歩しながら鳥を撮りたい人
・子供の運動会で良い動画を残したい人


前半では触れませんでしたが、SX740 HSの真価は、40倍ズームの動画撮影にあると筆者は感じました。子供の運動会、Liveの推し撮影では、かなり重宝すると思いますので、そういった用途で使用したい方は8万円の価値はあると思います。(ビデオカメラより手軽ですし)

毎日、月を撮りたい変態はもうCOOLPIX P1000を買ってください。回れ右。




それでは・・・

PowerShot SX740 HSを買わない方が良い人
・月を撮影してドヤ顔でSNSに上げたい人(筆者)
・撮りたいものがある訳ではないがズームを使いたい人
・ラブホテルを覗きたい男子高校生 ※捕まるからやめとけ

上記のどれかに当てはまる人は豚野郎。もしくは豚箱行きです。




以上です!楽しいカメラライフを♪

Rynel

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